昨日、実家のお墓参りに行ってきた。

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ki won yooによるPixabayからの画像

コロナ禍から、去年までは簡単に済まされていたのですが、
今年からいつも通りの施餓鬼会を行うと、お寺から手紙が来た。

私の実家は、あるお寺の檀家になっていて、
毎年8月12日に「施餓鬼会」を10時頃から2時間くらいかけて
檀家のみなさんと執り行っていた。



私も実家が空き家になってから墓守をしているので、
もう10年近く、施餓鬼会にも参加している。

そのうちの半分くらいはコロナの影響で簡単なやり方に
なっているけど、毎年同じ日にお墓に行って
御布施をして、実家に寄ってお盆の一通りを仏壇に施してくるのは
コロナだろうが関係無く、それに関して時間は使ってきた。

いつまでやっていくのか分からないけど、
私の家族は、実家のお墓へ入るつもりはないので、
実母が亡くなった時には、仏壇だけでも終うつもりだ。

その頃には実家も処分するかどうするか、
いい加減そのままで置いておくのも考え物になってきたので。

自分が動けるうちにどうにかしないと、と思うのだけど、母がいるからねー。
これも思えば思うほど焦るだけで動けないでいることなのだ。(T-T)


ところで昨日のお墓だけど、
誰かが先にお米と花を供えてくれたらしいのだが。

私もよく知らなかったのだけど、
手前の楕円形に凹んだ部分があるでしょ?

ここってお米を置くようなイメージがあるけど、
ここは「水鉢」と言って、綺麗な水を入れておくところなのだそう。


墓守をするようになり、よく分からないから調べて
それから自分は綺麗にして水をたっぷり入れておくようにしているけど、
たまにお墓参りに来てくれた誰かが
ここにお米をどっさり入れていくのだ。

本当にどっさり、山になるくらい今日も入っていて、
一瞬固まってしまった。

凹んでいるから、多少の水分も含んでいて、
お米はふやけて膨張していて、尚更どっさりと。。。

申し訳ないけど、半分以上を捨てて残りを違うところに
移動して、水鉢を一度洗ってたっぷりと水を張っておいた。

お墓の事って知らないことが多いけど、
おそらく亡くなった兄の娘だと思う。(兄は離婚しているし姪とは疎遠です)

訪れるのは毎年じゃないんですよ。
でも一度こんな風にお米どっさり置くのを見たり、
甘い缶コーヒーを蓋を開けたまま置いたり、
お菓子も蓋を開けて置いていって、そのままだから
蟻がわんさか列を成していたりしたのです。

何だったか置きっぱなしで墓石が変色したこともあったり、
「えっ」って思うようなことをやるので、おそらくですけど。

たまには来て拝んであげて欲しいから何も言うことはしないけど、
後片付けは私がやるので、その後どうなるか?想像してから
置いて欲しいと思うのですよ。

ここ何年か来ていないな~と思っていたので、
もしこれが姪っ子なら、兄は喜んでいるだろうけど。

ともかく暑さが半端じゃないので、
駐車場が混んでいることを考えて、夫に送迎を頼んだ。

混んでいるときは停められなくて離れたところに誘導されることもあり、
私の普段乗っている車だと道が狭くて怖いのです。

もう施餓鬼会も終わる頃に行ったので、駐車場は空いてきていて良かったです。

用事だけ済ませてさっさと退散しました。

後は実家に行って仏壇に供えて一段落。
家に帰り着いたのは1時を過ぎた頃でした。

ここ何年かでお寺の変わった風景は、睡蓮の花と蓮の花。
ちょうど施餓鬼会の頃、いい感じに咲いていたのに、
この頃いつも目にしなくなった。

咲き終わってしまっているのだと思う。
蓮の花は実?(穴がポコポコ空いた物)が幾つか見られました。

1ヶ月前にお墓の掃除に来たときに、
睡蓮の花が浮いて咲いているのをみたからです。

植物もこの暑さで咲く時期が変わってしまってますからね。

何だか色々が大変な時代になってしまったなと痛感します。




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