母は認知症ではない。

だから認知症の方が多い施設のショートステイは嫌だと言う。
当たり前だと思う。

でも、そこを使わないと私の窮屈さはどうすればいいのか分からない。

ケアマネさんも気にすることはないと言ってくれるけど、
母が嫌だと言うときの話し方や顔をみると私の気持ちは駄々下がりする。

でも母がいない数日間は時間の縛りから開放される。

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PexelsによるPixabayからの画像

10時、3時のお茶。
お昼に昼食を作らなくていい。

夕飯も時間はいつでも大丈夫。

午後から出かける事が出来る。

薬の管理や電気治療・・・。
何も考えなくていいのだ。

そもそも母の部屋への上げ膳据え膳がないのがメチャメチャ嬉しい。

夜、寝ているだろう母の部屋の横を通るときに息を潜めて歩く必要がない。

もう10年過ぎて夏で11年か?
食事を上げ下げするのに毎日重たいトレイを持ってドアを開ける。
その時に左手の親指にドスンとその重みが乗っかるせいか、
ずっと前から気になっていた左の親指が外れる感覚で痛みが出てきた。

蓄積したものか、年齢的なものか分からないけど、
繋がった肩も痛くなってきた。

子育てからずっと続く時間縛り。
世話云々より、一番のストレスなんだ。

もう今日はショートステイから帰って来る。
迎えに行かなきゃならない。





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