家の周りはそのうちにジャングル化してくると思う。

今でも大きな土地持ちの主は(分かる人で二人)
どちらも管理していないに等しい。

一人は近くに住む親戚が草刈り機で何日もかけて
伸びきった草刈りをしていたり、何の関係もない近所の人が
ボランティア的に我が家の目の前の土地なども草刈りしてくれている。

誰もしなかった時ももちろんあって、
自分の背丈以上にあらゆる草が伸びて、
道を挟んで向こう側に大きな草の壁が出来ていた。

そんな時は田舎あるあるで、
その草影にイノシシの大きなお尻が見え隠れしていたこともあった。

犬の散歩に出る時も、
耳をすませて辺りを見回してからじゃないと怖くて出ていけなかった。

少し散歩に出たときに子供のイノシシに出会ったときもあった。

子供だったし、すくに奥に引っ込んで行ったからよかったけど、
あれが大人の大きなイノシシで向かってきたら…と思うと怖くて身震いしてしまう。

逃げようがないもの。


今、気にして草刈りをしてくれている人が居なくなったら
土地の持ち主がやるのか?と不安になるが、
今が今なのだからやるはずもなく、またジャングル化するのは目に見えている。

家の周り中囲われてしまう気がする。
あとは空き家がかなり増えると思う。

70代、80代の方が多いし、
その人たちの子供たちは自立して他で暮らしているから
普通に考えて空き家になりますよね。

その年代の方たちの体調不良になっている話が次々に耳に入ってくるし、
入院だの手術だの大変なことです。

数日前にも、お隣さんが手術をして退院きてきた。

詳しいことは知らなかったけど、
心筋梗塞になってペースメーカーをつけることになったそうだ。

数年前に奥さまを亡くされて、もう80代になったのかな。

子供たちも独立しているから、
退院してすぐに一人で暮らさないといけないわけで、
高齢の身だと尚更大変だなと思う。

この方の家はいつも綺麗にしてあるけれど、
何週間かいないだけで、草が伸び放題になっていた。

これが何ヵ月…なんて考えると、家の周りはどんなことになるんだろう。
本当にジャングルのようになりかねない。


今、ボランティア的にやってくれている人が居なくなったら
一年であっという間に違う景色になることが想像できる。

恐ろしい。


でも、ここばかりじゃないんだろうな。

私の実家の周りだって同じような世代が多くて、
子供は独立しているからその人たちが亡くなったら空き家になる。

いい方に考えれば実家の方が町中だから売れる確率はここよりも高いかな。
住人が代わっても誰かが住むかもしれない。

田舎に住みたい人が買ってくれるかもしれないですね。
なんてことを考えると、ここは無いな。(ノ_・、)


「楽しい老後」が思い描けたのはいつ頃だったのかな。

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congerdesignによるPixabayからの画像




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